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爪水虫の症状

こんな症状が出たら要注意?爪水虫の初期症状と正しい対処法

更新日:

爪が水虫になることを爪水虫、専門的には爪白癬とも呼びます。

本記事では爪水虫になるとどのような不都合があるのか、またその初期症状と正しい対処法に関して解説していきます。

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爪の役割~爪がなければ歩けない~

爪は体の中では小さなパーツに見えるかもしれませんが、実は私たちが活動する上で極めて重要な役割を果たしています。

その役割はザッと以下の通り

①指を保護する

②指の力を強くする

③指の触覚を補助する

④足・手の全体のバランスをとる

とは言ってもこれを聞いて

『そんなに重要な役割があったのか・・・!!』

なんて感じる方は少ないと思いますので、

もし爪が健康な状態でなかったらどうなるのか?

足と手の爪それぞれに対して、爪の持つ役割と爪水虫に感染してしまった場合に起きる不都合を簡単におさらいしていきます!

手の爪

手の爪は小さな物を掴む時に指先の機能を補助する役割を持っており、指先の微妙な触覚を助ける働きがあります。

もしも手の爪がなかったら、まず指先に力が入らず、モノを掴むことも指先の細かい作業などもできなくなってしまいます。

そして万が一手の爪が爪水虫になると、どうなってしまうのでしょうか?

症状としては足の爪と同じく、白い筋がでたりボロボロになったりと、見た目の異常が現れます。

もしかしてこれって爪水虫?画像でわかる進行度チェック!

初期であれば特に痛みもかゆみもなく日常生活に影響を及ぼすものではありませんが、問題はその見た目の悪さですね。。

これはまぁ、単純に恥ずかしいです。
手の爪は足の爪と違って目立つので。。。

あとは手が爪水虫になってしまうと部屋中に水虫菌をまき散らしやすいため、二次感染への懸念がどうしても大きくなってしまいます。

足の爪

一方足の爪はというと、立ち上がっている時や歩行時に足の指の先端を上から押さえて微妙な力の配分をしています。

実は指先の骨は指の途中までしかないために、地面から受ける下からの力は、爪が支えているのです。

つまり、爪がなければ足で地面をつかんだり、踏ん張ったり、後ろに蹴りつける=歩行する、などの単純な行動ですら難しくなってしまいます。

5本ある足の爪の中でも、特に重要なのが第1指(親指)です。

もしも今あなたが歩ける状況にあるならば、一度足の指にかかる体重を意識しながら歩いてみて下さい。

どうでしょう?

歩き出すときなんかは特に、第一指に力がかかっている感覚がありませんか?

ヒトが歩行する際の体重移動の順番は、

①カカトで着地

②重心が第五指(小指)のつけ根に移動

③重心が第一指のつけ根に移動

④第一指で地面を蹴り上げる

このような順となっています。(理想的には。)

特に最後の地面を蹴り上げる際には、自身の全体重を指先の僅かな接地点で支えるわけですから相当な負荷がかかっているはずです。

先ほども言ったように、指先には骨が途中までしかないわけですので、その骨のない部分を爪が支えることで指にかかる負荷に反発しているわけですね。

足の爪の重要さがおわかりになったでしょうか?

足の爪がこういった重要な役割を担っているが故に、爪水虫を患ってしまうと場合によってはまともに歩くことすらできなくなってしまいます。

あと、手の爪と同様に、足の爪が汚いとやっぱり恥ずかしいです。サンダルとか気軽に履けません。

爪水虫の初期症状

それでは爪が水虫になるとどのような症状が現れるのでしょうか。

その初期症状は以下の通り。

爪の末端や根元、両側から白く濁ってくる

爪の中に白い筋が現れる

これは爪の周りの皮膚との境界から、爪の中まで白癬菌が入り込んだためです。

水虫菌はどうやって爪に入る?爪水虫の感染経路と症状を解説

引用元:爪ネット様

上の画像は爪水虫の感染初期に見られる爪の外観です。

この段階では「ちょっと変だな?」と感じる程度で、痛みやかゆみなどの自覚症状はほとんどありません。

そのため、水虫と気付かない人も多いと思います。

ですが、この状態を放っておくと症状はだんだんと悪化していきます。

爪水虫が進行した際の症状

次に、爪水虫を適切な治療をせずに悪化させてしまった場合の症状を見ていきましょう。

爪が厚くなる

色がにごる

ボロボロと崩れる

変形する

最終的には変形した爪が皮膚にくい込みズキズキと痛むようになります。

場合によっては激痛のためまともに歩行することも出来なくなってしまうでしょう。

このように、爪水虫が重症化してしまうと日常生活にも多大なる悪影響を及ぼす結果となってしまうのです。

⇒重症化してしまった爪水虫の症状とは?重症化しやすい人の特徴とその対策方法

正しい対処法

爪の水虫はかつて「不治の病」と言われてきました。

昔は爪を削ったり抜いたりするような荒っぽい治療法しかなく、そこまでやっても水虫が治る確率は非常に低かったのです。

時を経て1900年代中盤にはグリセオフルビンという内服薬が開発され、爪白癬は一部の患者に限っては、治すことも可能となりました。

ですが、完治する可能性はそれでもせいぜい3割程度と低かったのです。

さらに、

・1年~2年という長期内服が必要である

・腹痛や頭痛などの副作用がある

などの理由から完治まで内服薬による治療を続けられる患者は多くはなく、結局は医師にとっても「治せない病気」として認知されていたようです。

ところが昨今、白癬菌を殺す作用が強く、それでいて副作用が比較的少ないというすぐれた内服薬が開発されています。

今では日常診療で自由に処方されるようにまでなり、もはや爪水虫は「不治の病」ではなくなったのです。

また爪の上から爪甲下(爪に保護されている皮膚の部分)まで薬剤を浸透させ白癬菌を撃退する塗り薬まで販売されています。

これによって、

・病院に行くのは恥ずかしい・・

・通院する時間がない・・

・副作用があって内服薬は飲めない・・

などの理由があっても病院に行くことなく爪水虫を完治することさえ可能となったのです。

⇒爪水虫に効く市販の外用薬がある!そのメリットデメリットとは?

適切な治療を早い段階で行えば、爪水虫もその他の水虫と同様、きれいに治すことができるのが現状の爪水虫事情です。

但し、完治のためには患者自身が「必ず治す」という強い意志を持つことも大切となってきます。

というのも爪水虫の治療には長い期間がかかるため、完治させるには相応の根気が必要なのです。

手の爪は月に約3ミリ、足の爪にいたっては月に約1ミリしか伸びません。

新しい爪に生え変わるまでに手の場合はおよそ半年、足の場合ですとおよそ1年~1年半程を要するのです。

爪水虫はまさに白癬菌との根比べ。

この根比べに打ち勝ち、真っさらな新しい爪に生え変わった時、ようやく爪水虫が完治したと言えるわけです。

まとめ

爪水虫の初期症状

・爪の末端や根元、両側から白く濁ってくる

・爪の中に白い筋が現れる

このような症状が見られたら要注意。爪水虫である可能性が高いでしょう。

幸か不幸か、爪水虫の初期では痛みやかゆみなどの症状は現れません。

あくまで、外観の異常でしか気づくことはできないのです。

そのため、爪水虫と気付かずに悪化させてしまう方が非常に多いのが事実です。

しかし、爪水虫初期に治療を開始できれば、日常生活には何の支障もきたさずに完治させることが可能です。

適切な治療を早い段階で行えば、きれいに治すことも可能であるということを知っておいてください。

⇒爪水虫治療方法比較!内服薬と塗り薬、それぞれの費用と特徴とは

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