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爪水虫の治療方法

爪水虫に効く市販の外用薬がある!そのメリットデメリットは?

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水虫治療の基本は、外用薬を塗ることです。

しかし、水虫の治療には内服薬を用いるケースもあります。

それは、

患部が広範囲にわたり外用薬を塗るのが困難なケース

外用薬だけでは再発を繰り返してしまい完治しにくいケース

水虫が重症なケース

爪水虫など、患部に直接塗ることが困難なケース

以上の4つのいずれかに当てはまる場合は、内服薬を必要とすることもあります。

特に爪水虫の場合、爪は硬いタンパク質から形成されているため、通常であれば外用薬が表皮まで浸透することは難しいとされてきました。

そうはいっても飲む対処法は身体への負担が大きく、そもそも他の薬との飲み合わせの関係で服用できない場合も多々あり得ます。

「外用薬だけで完治できるのであれば、できるだけ飲み薬は使いたくない・・・」

というのが本心だと思います。

そういった需要に応えるべく、現在では爪水虫専用の外用薬も販売されています。

そこで、本記事では「爪水虫にも効果のある外用薬」と、「オーソドックスな治療法である内服薬」のメリット・デメリットを紹介していきます。

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水虫薬の歴史

ここでまず、水虫薬の使い方を説明する前にその歴史についてお話ししていきましょう。

「歴史なんて興味ねー」

という方はどうぞ読み飛ばして水虫の外用薬のメリットデメリットから読んで下さいね。

ではどうして歴史なんか知る必要が?

と問われると、

一言でいえば「薬に対する不安を取り除くため」です。

自分がこれからどのような薬を用いるのか、そしてその薬はどのような歴史の中で開発されてきたのか、これらを知ることはこの先1年以上もの長い期間治療を続けていく中で、治療に対する信頼感を築くのに大いに役立つだろうと考えるからです。

さかのぼること50年程前、1960年頃に使用されていたのがポリック軟膏という名の水虫用塗り薬でした。

それ以上前の世代の水虫薬では殺菌作用がイマイチの割には皮膚への影響が強く、かぶれを引き起こしやすく、かえって症状を悪化させるというお粗末なものでした。

当時としては画期的だったポリック軟膏ですが、現代ではこの薬を使っている医師はいないでしょう。

それはポリック軟膏の最小発育阻止濃度、つまり菌の分裂や増殖を抑えるのに必要な最小限の薬の濃度が、現代で用いられている薬の100~1000分の1程度しかないためです。

それだけ、水虫薬開発の進歩はめざましく、より効きやすくより使いやすいように開発されてきたのです。

また、真菌の発育を抑え込み殺菌作用のある薬を抗真菌薬と呼びます。

抗真菌薬の開発は非常に困難であり、これまで莫大な時間と費用が投資されてきました。

抗真菌薬の開発が困難であった理由の一つは、真菌は人間の細胞とその構造が酷似しているためです。

要するに、真菌に効く薬では人間の細胞にも影響を与えてしまい副作用が強く現れたということです。

真菌のみに作用する薬の開発は困難を極めました。

特に、その副作用は内服薬を使用した際により顕著に表面化したのです。

1960年代当時に発売されていた内服薬にグリセオフルビンという薬があります。

この薬は元々は農薬として使用されてきましたが、水虫にも効果があることがわかり治療薬として広く使われていました。

農薬を人体に使うなんて今となっては信じがたい話ですが。

ただし、案の定その副作用は強烈で頭痛、腹痛、肝機能障害など、薬の副作用に悩まされる患者は大勢いたとされています。

更に、グリセオフルビンには真菌の分裂・増殖を抑える作用はあったものの殺菌作用はなかったために、途中で服用をやめると生き残っていた菌が再び増殖をはじめてしまうため、いつまでたっても水虫が完治しないという大きな難点を抱えていました。

こうした状況の中で医学先進国であるドイツからクロトリマゾールという塗り薬が1975年に発売され、白癬菌に良く作用し、かぶれを併発してしまう割合も1~2%しかないという、当時としては非常に使いやすい薬が広く使われたのです。

さらに研究者達はこのクロトリマゾールの構造に着目して同様の構造を持つ新薬を次々と開発していったのです。

1990年代に入ると抗真菌薬の開発競争に第二波が起こります。

この頃に開発されたのが、現代でも使用されている水虫治療の代表的な内服薬「イトラコナゾール」や「テルビナフィン」です。

20世紀後半はまさに抗真菌薬開発競争の時代であったといえます。

当時はテレビで様々な水虫薬のコマーシャルが流れて、世間一般にも水虫薬が強く認知されだしたのもこの頃でした。

水虫の外用薬のメリット

冒頭でも説明した通り、水虫治療の基本は、外用薬を塗ることです。

ただし外用薬といってもトルナフタート系、アゾール系、アリルアミン系、モルホリン系の4種類に分けられます。

いずれの種類も水虫に対する効果はさほど変わりません。どれを治療で使うかは患者の体質や患部の状態を見て選択します。

簡単に考えても、外用薬のメリットは以下の通りです。

①患部に塗るだけで角質層まで浸透する

②人体に対する副作用が少ない

③治療費が安くて済む

④通院する必要がない

ここで気になるのは、爪水虫にとっても①の患部に塗るだけで~の部分が当てはまるのかどうかという点ですよね。

結論から言うと、爪水虫にも効く、が答えになります。

これらの新しい外用薬はまず角質層への浸透力にとてもすぐれていることが近年の様々な研究からも実証されています。

さらに、爪の表面には親油性の膜があり、この「爪表面が油に馴染みやすい」という特徴を考えて、薬剤をオイルで包み込むタイプの、爪水虫に特化した水虫薬も開発されています。

また、浸透力に加えて角質層に長くとどまることも可能となっており、塗る回数も昔の外用薬と比較すると格段に少なくて済むのが大きなメリットといえます。

数ヶ月単位の治療を要する水虫治療にとっては、薬の使用頻度が少ないというのは治療を続けていく上での患者の負担を減らすのに非常に有用です。

1日1回患部に塗るだけ、1回の治療はわずか数十秒、ということであれば、続けられる気もしますよね?

副作用は?

また副作用の観点からも昨今の外用薬はとてもすぐれています。

先ほども説明した通り、古いタイプの外用薬は皮膚への刺激が強く、20人に1人程度の割合でかぶれによって症状が悪化するという報告がありました。

そのため、これらの外用薬を使用する際には経過を注意深く観察しながら使わねばならず、お世辞にも使いやすい薬、とはいえなかったでしょう。

今の外用薬でも100人に1人から2人程度はかぶれなどの副作用を起こすことがあるために完全に安全になったとはいいきれませんが、単純に考えてもかつての薬よりもずっと使いやすくなっているのは確かです。

なお、外用薬を使用してかぶれなどの症状が現れるのは7~10日目です。この時期に症状が急変するようであれば早めに医師の診察を受けることが必要です。

治療費は?

内服薬を服用するには病院に行って医師の処方を受け取ることが必要です。

さらに、外用薬に比べると内服薬は副作用を生じる割合や、副作用の程度が強いために、定期的に来院し定期検査を受ける必要があります。

外用薬であれば市販薬を薬局で購入することもできます。

特に女性にとっては

「水虫で病院にかかるなんて恥ずかしい・・薬局で薬を買うのすら恥ずかしい・・・」

というのが本音ではないでしょうか。

⇒爪水虫は女性の方がなりやすい?女性の3人に1人が爪水虫の真相!

そういった方にとっても、ネットで購入できる水虫の外用薬は非常に好都合だと思います。

市販の外用薬を用いた治療費と、通院した場合の治療費を、ざっと比較するとおよそ数分の1まで抑えられることでしょう。

どんな人が市販の外用薬による治療に向いている?

爪水虫の治療は医師の監督のもとで進めることが完治への早道であることは確かです。

ですが、水虫に間違いないと自分で考えられる症状をお持ちの方で、

毎日が忙しくて皮膚科へ足が向かない

水虫治療で通院するのが恥ずかしい

治療費を安く抑えたい

他に服用している薬があるため飲み合わせが心配

このような方にとっては、市販の外用薬で治療を試みるのが向いていると考えられます。

「治ればよし!良くならなそうなら病院に行こう!」

現状の水虫治療薬の性能を考えれば、こんな感覚で治療を始めるのも 十分アリでしょう。

外用薬のデメリット

かぶれ

前述したように水虫の外用薬にはかぶれなどの副作用があります。

その割合は1~2%と非常に低い確率ではありますが、かぶれる人がいるのは事実です。

この点は外用薬のデメリットといえるでしょう。

ただし、副作用が出るのは内服薬も同じです。さらに内服薬と比べて副作用の程度が軽いのも特徴です。

重症の場合は向かない

また、あまりに重症の場合はやはり医師に相談して治療計画を立ててもらう必要があります。

例えば複数の爪が爪水虫に感染しているような場合、外用薬の消費量も多くなりますし、内服薬の方が都合が良い場合もあるでしょう。

効果が出るまで不安

もう一つのデメリットは、薬の効果が判断しにくい、という点です。

特に爪水虫の場合は効果が見えるまでに時間を要します。爪の生え変わりを待つ必要があるためです。

治療を続けて1ヶ月~2ヶ月でようやく効果が見えてくるのが爪水虫の特徴で、この間に本当に治っているのか不安になる方も多いでしょう。

ですがそれは通院治療であっても同じことです。

医師の監督、というお墨付きがあるのは安心できますが効果が見え始めるのはやはり治療を続けて1ヶ月~2ヶ月経った頃です。

ですので、市販の外用薬で治療を続ける場合には、安心を買うために治療の途中で一度医師の診察を受けるというのも良い策でしょう。

その際はしっかりと、爪水虫の症状とどのような薬を使用しているかを医師に伝えることが必要です。

まとめ

爪水虫治療に市販の外用薬を用いるメリット

①患部に塗るだけで角質層までちゃんと浸透する

②人体に対する副作用が少ない

③治療費が安くて済む

④通院する必要がない

爪水虫治療に外用薬を用いるデメリット

①かぶれなどの副作用が出ることがある

②重症の場合は向かない

③効果が見え始めるまで不安

こんな方は市販の外用薬がおススメ

①毎日が忙しくて皮膚科へ足が向かない

②水虫治療で通院するのが恥ずかしい

③治療費を安く抑えたい

④他に服用している薬があるため飲み合わせが心配

⑤インターネットで水虫薬を購入したい

いまや水虫(爪水虫)は誰もがなりえる身近な病気です。

自身の爪水虫の状態や、健康状態、ライフスタイルに合わせて、治療の方針を考えてみましょう。

誰にもバレずに、爪水虫治療薬を購入する場合はインターネットでの購入という手段もあります。

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クリアストロングショット アルファ

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クリアストロングショット アルファは浸透力特化型ジェルタイプの、爪水虫専用のケア用品です。
実は爪の表面には親油性(しんゆせい)の膜があり油に馴染みやすいという特性があります。
クリアストロングショット アルファは有用成分をオイルで包み込むことによって、スピーディかつ確実に爪の内部まで有用成分を浸透させる「浸透力特化型製法」を採用しています。
また、爪の表面を滑らかに仕上げるとともに、爪全体を保湿して柔らかくする作用も含まれています。
これらの働きによって、白癬菌を「殺菌」しながら「予防する」ことを可能としているのです。

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