人前で素足になる。
夏であればサンダルで出歩くこともありますし、プールに行くこともあるでしょう。
それ以外にも、温泉に行く、他人の家にお泊りに行く、部活動や授業で着替えが必要なとき、入ったお店が靴を脱ぐ座敷だったとき、、、人前で素足になる機会は季節を問わず訪れますよね。
多くの人にとってはこの当たり前の行為ですが、中にはそれを苦痛に感じる方がいます。
それは、「素足がきれいじゃない」人が抱える共通の悩みでしょう。
特に、爪がボロボロ・変色・変形してしまっているなど、爪水虫の症状が出ている方にとっては「絶対に見られたくない!」そう願ってやまない深い悩みです。
例えば彼氏、彼女、親しい友人などの家を訪れるとき。
ただ遊びに行くのであれば靴下を履いてさえいれば問題ないかもしれません。ですがこれがお泊りとなるとどうでしょう?不自然ですよね、寝る時も靴下を履いているなんて。
もしバレたら幻滅されてしまうかも…なんて考えだすと、ことあるごとに遠慮してしまってなかなか積極的にはなれません。
実は爪水虫は女性の方がなりやすい病気であると言われているのですが、女性の場合は男性よりも恥ずかしくて辛い思いをすることでしょう。
今回はこんな悩みを抱えた方に、「応急処置」と「恒久対策」の2段構成で、悩みを解決する手段を共有していこうと思います。
スポンサーリンク目次
応急処置~どうにかして目立たなくするには?~
目の前に差し迫った危機を回避するためには、根本的な解決、つまり爪水虫を完治させるには時間が足りません。
どうにかして目立たなくする方法はないか、付け焼き刃でもいいからその場を凌ぐ方法がないか、考えていることでしょう。
そんな応急処置方法を幾つか紹介していきます。
ばんそうこうでも貼っておく
極めて単純な方法ですが、これは効果は高いです。確実に患部を隠すことができるので。
仮に患部の爪が広範囲に変形・変色してしまっていて、ばんそうこうで覆いきれずに一部が見えてしまっていても大きな問題にはなりません。
「ちょっと爪をぶつけちゃって、内出血で~」
とかなんとか言ってごまかせます。
僕がそれを聞いたなら、騙される自身があります。
そしてこのばんそうこう作戦ですが、女性であれば二次的なプラス補正がかかる可能性もあります。
可愛い、って思っちゃうんですよね。
結局、男ってドジな女の子に弱いんですよ。相手が普段気丈に振る舞っている女性であれば尚更。いわゆるギャップ萌え、ですか。
いいことづくめに聞こえるこの作戦ですが、決定的な弱点も存在します。
それは、2回目以降には使えないということ。
「え、まだ治ってないの?」
そう思われるでしょう。だって不自然ですし。
あとは複数の爪が爪水虫になっている場合も注意が必要ですね。
そこら中の爪に絆創膏が貼ってあったら、やっぱりちょっと変です。「ドジだなぁ~」では済まない可能性があります。
あとは絆創膏は塗れて剥がれることもあるので、替えを忘れずに。
絶対に靴下を脱がない
強引な作戦ですが、可能性はあります。
しかしこれは素足になる時の状況によっては全く使えません。
例えばプールや温泉に行く時には無理ですよね。
ですが、初めてのお泊り、くらいのシチュエーションであれば使える可能性があります。
お風呂上りに早速靴下を履いていたとしても、
「冷え性がひどくて~」
とか言っておけばいいんです。大概は疑わないでしょう。
ここから先は相手との関係性にもよりますが、靴下履いたまま作戦には注意点もあります。
いいですか?「脱がされてしまうケース」もありますからね?
どういうシチュエーションかは想像にお任せします。ですが十分に起こり得るケースでしょう。
ちなみに、「あえて脱がさない楽しみ方」なんてのもあります。(なんの話だ)
ペディキュアで隠す
女性であればこの方法が最も使いやすいのではないでしょうか?
爪水虫の程度にもよりますが、爪が極端に変形しているような症状でない場合は十分に隠せることでしょう。
お泊り、温泉、プール、着替え、座敷、、あらゆる状況にも対応できるのがこの作戦の強みですね。
ほぼ素足でいるのに、バレない。まさに無敵。
ただし、「爪水虫を治療する」という観点においては、以下に説明する理由から最もおススメできない作戦でもあります。
「隠す」は爪水虫の天敵
爪水虫は白癬菌というカビが爪の内部で繁殖することによって起こる病気です。
ご存知の通りカビは高温多湿を好みますので、上で説明した「隠す」系の対処法はいずれもカビの繁殖を促す傾向にあるため、爪水虫の治療という観点では決しておススメできるものではありません。
あくまでも目先の危険を回避する方法であって、爪水虫を根本的に治す方法ではないのです。
特にペディキュアを用いた治療に関しては、どうしても爪表面に水分を閉じ込めやすくする性質がありますので、カビが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
詳細はこちらの記事に譲ります。⇒女性必見!爪水虫治療はペディキュアを落とすべき?
したがって
堂々と、
隠すことなく、
他人の前に出しても恥ずかしくない素足を手に入れる
そのためには爪水虫を根本的に完治させる以外にないのです。
爪水虫を完治させるためには
爪水虫を完治させるには大きく分けて2つの方法があります。
1.病院に行って内服薬(飲み薬)で治す
2.病院に行かずに外用薬(塗り薬)で治す
それぞれの治療法には向き・不向きがあり、その特徴や費用にも差があります。
⇒爪水虫治療方法比較!内服薬と塗り薬、それぞれの費用と特徴は?
詳細は上の記事にありますが、ざっくり言うと
健康状態
・小さな子供や妊婦さん ⇒ 「塗り薬」
・過去、肝臓疾患歴がある ⇒ 「塗り薬」
・それ以外 ⇒ 「飲み薬」「塗り薬」どちらでも
モチベーション
・病院に行きたくない ⇒ 「市販薬」
・血液検査受けたくない ⇒ 「市販薬」
・爪水虫かどうかわからない ⇒ 「病院に行く」
・医者に最適な治療法を聞きたい ⇒ 「病院に行く」
費用面
・安く済ませたい ⇒ 「塗り薬」
爪水虫の本数
・1~2本 ⇒ 「塗り薬」
・3本以上 ⇒ 「飲み薬」
こんなところでしょうか。
まとめ
病院に行くor行かない、どちらの選択をしても爪水虫の完治率には大差はありません。
重要なことは完治するまで諦めないことと治療を最後まで継続することです。
これは様々な病気に共通して言えることですが、
「病気の治療において、病院に行くことだけが最適な治療方法であるとは限らない」
ということです。
病院が医療の場所であることはもちろんですが、と同時にビジネスの場所であることも事実なのです。
費用面や病院に行く手間を考えたときに、市販薬を用いて治療できるというのは、患者にとっても相応のメリットがあるはずです。
他人の前で堂々と見せられる綺麗な素足を手に入れるためにも、自分にとってはどの治療方法が最適なのか、是非とも考えていただければと思います。