爪水虫は足水虫と同様、白癬菌の感染を防ぐことが1番です。
ですが、日本で暮らしていると家の中はもちろんのこと、温泉や病院、スポーツジムや飲食店など、裸足になったりスリッパに履き替えたりする施設がたくさんありますよね。
このような環境で暮らしている以上、私たちは「他人の足の菌に触れる」機会が多い、つまり「白癬菌に感染するリスクが高い」という事実を意識しておかなければなりません。
「誰かもわからない赤の他人の水虫を移される」
聞いただけでもゾッとしますよね・・・
あまり神経質になりすぎるのも良くないですが、水虫を移されないためにすべき行動は知っておいて損はありません。
というか知らないといつか水虫になるかもしれません。
さらに、自分が水虫になった場合は、他人に菌を移さないためにすべき行動を知って、確実に実行する必要があります。
そこで本記事では「爪水虫の予防方法4選」と題して、爪水虫を移さない・移されないための行動をまとめました。
さっそくいってみましょう!!
スポンサーリンク1)とにかく毎日足を洗う
これがなによりも大切な予防法ですが、かんたんに言うと
「足を清潔に保つ」
これこそがシンプルにして最強の白癬菌対策です。
実は白癬菌がヒトの足の角質層内に侵入するには24時間以上の時間を要します。
ですので、万が一白癬菌が足の皮膚についてきてしまったとしても、きちんと毎日お風呂で洗ってやれば大丈夫。
水虫に感染することはありません。
この時気を付けたいのは、水虫ができやすい指と指の間は特に良く洗うこと!
私がかつて水虫に感染した時もこれがイマイチだったのが原因なようで・・・「洗ったつもり」程度じゃ菌は落ちてくれませんよ!
2)足をよく拭く
皆さんはお風呂から上がった時、しっかりと足の裏までタオルで拭いていますか?
置いてあるバスマットで簡単に水気をとっておーしまいっ!みたいな水分のとり方をしていませんか?
せっかく綺麗に足を洗ってもその後の足拭きをおざなりにしていると水虫対策としては十分とはいえません。
指の間に残った水分を放っておくのはとても不衛生ですし、それこそ白癬菌感染のリスクが高まります。
水虫対策にはとにかく足周りに余分な湿気を残さないことが重要です。
また爪水虫を避けるためにも、指と指の間だけではなく爪の周りまで気を遣って水分を拭き取るクセをつけましょう。
3)足回りのグッズは家族で共有しない
一番わかりやすいのは風呂上りの「足ふきマット」ですね。
白癬菌の好物は湿気と角質層ですので、
足ふきマットなんてものはそりゃあもう白癬菌にとってみればパラダイス、理想郷です。
家に水虫持ちの家族がいる家庭では少なくとも足ふきマットだけは共用しないようにするのがベターでしょう。
それくらい足ふきマット上には白癬菌がうじゃうじゃいると考えるべきです。
他にも、トイレスリッパや爪切りなど、共用してしまいがちなグッズ達もできる限り水虫持ちの家族とは分けた方が無難です。
特に切った爪は飛び散らないように紙に包んで捨てるなどの配慮が欠かせません。
4)靴は毎日違うものを履く
水虫の原因は靴ではありません。
あくまで白癬菌に感染することが水虫の原因ですが、その白癬菌が増殖しにくい環境を作ることが大切なのです。
靴の中はジメジメしていて白癬菌にとっては理想的な環境。ですので1日履いた靴は翌日は休ませるなど、湿気を十分に乾かすような措置が必要です。
また、履いた靴を下駄箱にしまって保管するのもNG。
1日履いた翌日は日陰に干して乾かすなど、とにかく湿気がこもるような場所はできるだけ避けた方が良いでしょう。
まとめ
爪水虫の予防方法4選を紹介しました。
1)とにかく毎日足を洗う
2)足をよく拭く
3)足回りのグッズは家族で共有しない
4)靴は毎日違うものを履く
水虫予防にはとにかく足の周りを清潔に保つことです。
そして他人に移さない・他人から移されないために各自が意識して行動すること!
水虫は感染し易い病気と言われていますが、上で挙げた4つの行動をしっかりと実践していれば心配不要です!